2021/11/4

今日の音楽はLINKIN PARKのBLACK OUT この曲はイガラシくんの車で初めて聴いてすぐに好きになった曲。チェスターは今はもういない。自殺してしまったから。心底彼が何に苦しんだのか、何が彼を自殺せしめたのか、誰にも理解できないと思う。彼の苦しみは彼だけのものだったと思いたい。

 

仕事中にずっと神の事を考えていた。最近読んだ遠藤周作の沈黙や、三浦綾子のエッセイに出てくる彼女の伴侶の三浦光世のこと。彼らクリスチャンのことを考えていた。信仰とは、神とは、何なのか。答えの出ようも無いことを思索していた。私はクリスチャンではない。仏教徒でもムスリムでもない。神社仏閣の違いも分からない。宗教的なものにほぼ関係せずに生きてきた。日本に生まれ不自由なく育ち、しかし目に見えない苦しみに耐える日常になった。私は信仰が欲しかった。正確に言うと三浦光世のような人間になりたいと思った。信仰のある人間が羨ましかった。あと、救いが欲しかった。苦しみのなかに、救いがあると信じたかった。別に信仰者に苦しみは無いと思っているのではなく、彼らは苦しみのなかにあっても耐えることのできる能力に長けているのではないか?と思っている。そのような知恵が宗教にはあるのでは?私はまだ何も知らない。でも、精神科の先生が言ったのを思い出す。「はまのさんははまのさん自身の宗教を作ればいいよ」と彼は言った。つまり、私の私による私だけのための宗教。オーダーメイド宗教だ。いろんな本を読んで良いとこドリして自分だけの信仰をゲットできると良い。

 

今、布団の中でこれを書いている。抑うつ状態というのは本当に身体が疲れやすいのだ。めしを作る元気もない。こうして私の筋肉が失われていくわけだよ。いったん寝て体力回復してからめしを食うことにする。あと三浦綾子の本を買う。