2024/1/7

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終わりゆく事の話

新年早々に出す話題ではないかも、と思う。(思うだけ)いつのまにか生まれていたので、そうなれば死ぬことを意識する。生と死を含めての生活だ。病で死んだり、老いで死んだり。嬉しい時に「ありがたい」と思うのは何故だろうと考える。悲しいときに「ありがたい」とは思わない。悲しいことは「在って欲しくない」からだ。生誕を喜び、死去を悲しむ。物事に意味や感情を付与しているのは我々であるのだ、と思う。未だ出会わない事柄については何も言えない。「在り難い」とは誰の視点なのだろう?「難い」と「易い」の判断は誰のものなのだろう?

 

終わりゆく我を思い、不思議だと呟き、在り難いとも思わず、たんたんとやっていく。